（本記事は2003年に作られたものです）
かれこれ10年くらい前になります。新潟発新潟行きの行楽列車が走り出したのは。
程良い季節に、信越本線、磐越西線、只見線、上越線、信越本線を
丸一日かけて”ぐるり”と巡ってみるのは、鉄道ファンでなくとも楽しいものです。
以前は只見先回りが団体専用のカーペット列車、磐西先回りが一般列車で、
同じ日に運転されたこともあり、只見線内での交換風景を見ることが出来ました。
今年の秋は磐西先回りを国鉄色がぐるりと一周しました。
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会津若松側 キハ282371 + キハ581022 + キハ471519 新潟側 |
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発車案内の確認。 なるほど”ぐるり”は”あがの”の続行、3番8：33の発車かぁ…おや？行き先は会津若松になっているぞ。 |
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私達は早めの7：30には新潟駅に着いていたのだが、油断していたらこの通り列が出来ていました。先発の”あがの”には乗り込む気配がない。早めに並ぶべきだった… 中央のおばちゃんは最後まで”ぐるり”に乗っていた。終点の新潟まで喋りまくっていた。
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先頭はキハ282371。おでこの種別幕に臨時を掲げて特別な面持ち。 |
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跨線橋を下りてきたらこのアングルで足が止まりました。雨樋は赤に塗られると新潟らしさが引き立ちます。 |
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新潟駅を出発した後の車内アナウンスは、 「この列車は磐西只見ぐるり一周号新潟行きです」 でした。 |
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乗客は目まぐるしく変化する車窓に心を奪われます。 |
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津川で撮影タイム。デジカメで急行色を撮るとカラーバランスが狂いがち。クリーム色にはピントさえ合ってくれません。 |
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喜多方。運転士さんは会津若松まで乗務。 |
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電化区間を思いっきり走ってここで小休止。新潟の485は奥でお昼寝中。 |
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会津宮下。もみくちゃになりながら交換シーンを撮影。タブレットは逃げるように持って行かれました。 |
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会津川口。撮影に没頭する者、国鉄色にうっとりする者、様々です。 女性カメラマンが意外と多かったですよ。 |
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会津川口では室内がガランと。貴重品は肌身離さずにと車掌さんは連呼していました。 キハ581022はシート色が赤、キハ282371は青です。 |
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終日逆光ということもあって、可哀想なくらい寂しい思いをしたキハ471519。私はあえて撮っておきました。 |
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わぁ〜。 |
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只見では疲れたのか、うとうとしたまま列車内で過ごす乗客が目に付きました。 |
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小出4番到着。乗客の1/3くらいがここで上越線の上りに乗り換え。 ぐるり号はこれから入れ換え作業に入ります。 |
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一旦、長岡寄りに進入します。分かっていても気が気でなりません。早く戻ってこい。 |
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スイッチバックで2番に後退。 |
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再びドアが開き一安心。今度はキハ282371が最後尾となります。 |
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この後、筆者は疲れを癒すため睡眠と相成りました。 列車は小出を出発後、長岡、東三条、新津に停車し、 その間は80〜90km/hを維持するような高速走行でした。（DCとしては） |
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新潟から新潟までの約350kmを走り終えました。 今日はありがとう。また明日も同じ線路を走ります。 |
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”磐西只見ぐるり一周号” おわり |
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